ちょっとした思い出話
一番楽な死に方って何なんでしょうか。
学生の頃、よく考えていました。
安楽死であることは間違いないとは思いますが、誰もが安楽死で死ねるわけではありません。
あの有名な完全自殺マニュアルには確か首吊りが一番楽、と書いてあった気がします。
日本で安楽死を採り入れたらさぞ儲かると思うんですがねえ。人を死なせて金を儲ける、という文面だけ見ると倫理観の欠片もありませんが。
完全自殺マニュアルに書かれてたお薬で2回自殺を図りました。結果は今私が生きている以上言う必要もありませんね。
致死量が確か30〜60錠とかで65錠ぐらい飲みました。
死ぬほど体調が悪くなりました。死のうとしてたんですからそれはそうです。
段々と意識が遠のく感じがして、気づいたら寝て、パッと目が覚めました。
起き上がろうとしたら起き上がれません。体に重力がかかってるかのように重かったです。
判断力もとち狂っていたのか、水を飲もうとして化粧水を飲んだり。
何より堪えきれないほどの吐き気がありました。人間って吐き気がきても多少は堪えられると思うのですが、自分の意思に関係なく体が吐きました。吐き気止めを飲んだのに吐く、不思議ですねえ。
ちなみにその時のTwitterが地獄絵図と化していました。
スクショが残っておりました。全部全くツイートした覚えがありません。ラリってる時でも推しの名前を言っているあたり、魂までオタクですね……。
バッチリ幻聴幻覚も見えていました。害のない幻覚だから良かったものの、害のあるものだったら最悪人を殺していたかもしれません。
一回目は家でやって病院に行かず、自然に良くなるまで寝ていました。
二回目は外でやり、気づいたらベッドの上でした。
どうも生命力だけはあるようです。他には何も無いと言うのに。
当時は未成年だったので頼れませんでしたが、今の私はアルコールを買うことが出来ます。
今度自殺に挑戦する時、その時だけはお酒の力を借りたいなあと。
ちなみに普段は全く飲みません。アル中になるのが目に見えていますので。
元々炭酸が苦手なので飲めるお酒がかなり限られるのもありますが。
死ぬために薬を集めている時、ODだと思われないために複数の薬局を回りました。
その時が当時は一番ワクワクしました。
どこかに隠された宝物を集めているみたいで、それを集めたら願いが叶うといった感じで。
死に向かっている時が一番楽しいというのも皮肉な話です。なんだそれ。結局生き延びてますが。
ODで死ぬと決めた時、失敗したら体の器官は死ぬだろうな、と腹を括りましたが内臓がどこも死んでいません。筋肉も死んでいません。
ただ一時期カフェインが駄目になっていました。無糖のコーヒーを飲むだけで動悸と手の震えが止まらなくなりました。今はそれも落ち着いています。
……頑丈だなあ。いや、薬が大したこと無かったのか……?でも15歳未満は飲めないような代物ではありましたのでそんなことは無いはず……。
運が無かったんでしょうね。そういう事にしておきましょう。
なんだか懐かしい気分になりました。よくよく思い出せば自殺未遂したのは夏でした。
久々に花火でもしたいものです。
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